元気じゃないと、何にもできない。

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1か月も咳が続くなんて、今までありませんでした。

声が枯れたことはあっても、こんなに長く咳が続いたことはありません。

子どものことなら、少しでも気になるとすぐ病院へ行くのに、自分のことになると、どうしても後回し。

「熱はないし、大丈夫。」
「喉も痛くないし、大丈夫。」

そんなふうに自分に言い聞かせながら、病院へ行かずに過ごしていました。

でもある日、研修で長い時間、大勢の人と一緒に話を聞いている時のこと。

我慢しようと思っても咳が止まらない。

隣の席の方とは初対面で、距離も近く、「うつしてしまったらどうしよう」と申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

その時に思いました。

「もうダメだ。ちゃんと病院へ行こう。」

研修が終わると、そのまま夕方の診察へ駆け込みました。

初めて行く病院でしたが、先生がとても親切で、目を見て話を聞いてくれる姿や穏やかな話し方に、不思議と安心したのを覚えています。

診断は、咳喘息。

「40歳になってから喘息になることもあるんだ。」

そう思いながら吸入薬をもらい、これで良くなるはず、と安心していました。

でも、一週間経っても良くなるどころか、むしろ悪化。

また「もう少し様子を見よう」と我慢してしまい、限界になって再び病院へ。

CTを撮ると、軽い肺炎も併発していました。

抗生剤を飲み始めてから、ようやく少しずつ咳が落ち着いてきました。

今回のことで、一番感じたことがあります。

40歳。

これからは、もう少し自分のことも労わりたい。

身体が「しんどいよ」とサインを出しているのに、「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせてしまう自分がいます。

でもこれからは、

「しんどいね。少し休もう。」
「早めに病院へ行こう。」

そんなふうに、自分にも声をかけてあげたい。

元気じゃないと、何にもできない。

そんな当たり前のことを、今回あらためて実感しました。

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